青天を衝けの読み方や意味は?渋沢栄一は文学に造詣が深い?

ドラマ

渋沢栄一の生涯を描いたドラマ「青天を衝け」が始まりましたね。

でも、なんて読むのか読み方がわかりませんでした。

「せいてんを〇け」??丸の部分なに?また、「青天を衝け」の意味はどういう意味なんだろう?

今回は、「青天を衝け」の読み方や意味についてご紹介しますね^_^

青天を衝けの読み方は?

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「青天を衝け」の読み方は、「せいてんをつけ」と読みます。

青い空に・・衝け。

「衝け」がわかりません。

突くと衝くの違いを知らべてみました。

突く・・・ 細長い物で強く押す。または打つ。押し当てる。強く刺激する。ほか、広く用いる。「槍(やり)で突く」「鐘を突く」「ところてんを突く」「ひじを突いて食べる」「手を突いて謝る」「鼻を突く悪臭」「突き進む」「篠(しの)突く雨」

衝く・・・ 相手の欠点などを攻撃する。強く刺激する。障害を乗り越えて進む。「敵の虚を衝く」「核心を衝いた攻撃」「読者の意表を衝く出版」「腐臭が鼻を衝く」「暴風雨を衝いて出発する」「意気天を衝く」

「突く」は、形のあるものに対して使われていて、「衝く」は、形のないものに対して使っている印象があります。

「天を衝く」ということわざがあります。

天を衝く・・・天に届くほど高い。また、勢いの盛んなことにいう。「―・く摩天楼」「意気―・く」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/

天を衝くということわざはありましたが、青天を衝けということわざはありませんでした。

実は「青天を衝け」は、渋沢栄一が呼んでいた漢詩からとってつけられました。

青天を衝けの意味は?

渋沢栄一が読んでいた漢詩『勢衝青天攘臂躋 気穿白雲唾手征』です。

意味は、

「青空をつきさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む」

です。

漢詩から文字をとってつけられたのは、一目瞭然ですね!

この漢詩を出した年齢が19歳というから驚きですね。

この詩は、彼の師である尾高惇忠と諸国を周って詠んだ詩を集めた『巡信紀詩(じゅんしんきし)』という詩集に収められています。

栄一は、なんと父の影響で6歳から漢詩の読み方を習い始めました。

渋沢栄一は、趣味の詩文を生涯にわたり、作り続けています。

まとめ

  • 青天を衝けの読み方は「せいてんをつけ」
  • 意味は、「青空をつきさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む」です。

>青天を衝けがつまらない?面白くない面白くなさそうといわれる理由

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